大徳寺一九五世 翠巌宗珉筆一行                 和盤推出夜光珠(ばんにわしてすいしゅつす、やこうのたま)

大倉汲水極  松雲和尚箱

長 188.0㎝
横 30.0㎝

・一風 飛花紋金紗

・中  有楽緞子

・上下 茶地魚々子

 

翠巌和尚の書は闊達で豪快、行書でかすれ気味にもなるが筆勢いがこれを補い却って見所ともなる。人気が高い。

令和六年勅題「和」の字が入っている。

(意)

包み隠さず自分自身の偽り無き心をさらけ出すこと。

明歴々露堂々と同じ。

・和盤推出・・・盆に出して差し出す。包み隠さず全てを見せること。

・夜光珠・・・暗黒の中ひかり輝く珠。自身の偽りなき心のこと。

 

 

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